legoのトイカメラ
ブロックのlegoが出しているデジカメです。

LEGOで作ったフェイクカメラのようで実はリアルなデジカメです。
その引っ掛けがちょっとおもしろいです。
色は2色展開ですが、パープル(商品名はピンク)が断然カッコ良いです。
子供向けでこの美しい配色するなんて素晴らしい。
子供に選択させたらこっちを選びました。
大人のイメージする子供色、つまりこの商品で言うと如何にもレゴなマルチカラーの方ですが、もっているレゴのブロックの色に近いってだけで綺麗でも何でもないと思います。
道具は美しいほど使いたくなるものです、大人も子供も。
そうなると絶対にパープル(ピンク)です。
外出の際は子供とお互いに声を掛け合って必ず持ち出します。
で、一番のお薦めは情感溢れる画質、これが一番素晴らしい。

情感溢れるとは、画質の緩さ/崩れ方が大変良い具合でして、共感を感じる場合が多いのです。
画素数は恐らく一昔前の携帯ぐらいでして多少カクカクしています。

暗いところで感度があがると荒れます。

この暴れ具合もいいですね、情感あると思います。
レンズが所謂トイカメラのゆるいやつでして、解像度は低いです。
画素数とマッチしている・・・・レンズの緩さが表現されているということは撮像素子の方が多少、上手というところでしょうか。
一つ一つ書いていくと欠点にしか聞こえませんが、映し出される画像は芸術的です。(ちょっと大袈裟な表現ですが)
明るいところは多少、白くトビ気味になるので、肌などは明るくいい感じになります。

暗部もキチンと暗部してるので、結構コントラストは高い画質です。
いい感じで色かぶりもあってグッド。
昨今のカメラはどんどん綺麗に、そして無難になっていますが、それってメーカーの単なるスペック争い/優秀性争いでして、多様に存在する「人の感じ方」からすると無味乾燥だったりします。
このカメラは最新機種の優秀なデジカメよりも、なかなか人の感じ方の琴線に絡んでくる気がします。
非常に軽いのでお子さんが一日持ち歩いてもOKです。
少し大きさもありますので、失くしたりしません。
大きさは撮影の際のホールドを高めてくれるので手振れ防止に有利です。
でも、子供はシャッターを押す際に腕から先の全部が縦揺れしますので、このブレは避けようがありません。
肘をテーブルにつけさせるとか指導が必要ですね。
撮影枚数はかなり撮れます。
それからデフォルトでフラッシュが炊かれてしまうのですが、これは要りません。
白飛びしまくりで意味がない、ここはおバカなところです。
それを込みにしても良いですよ。
カメラは趣味でやっておりますが、これは久々のヒットです。
