天井フローリング無垢材のオイル塗装について ②

前回の記事の続きです。

天井のオイル塗装のBEFORE AFTERです。

光の加減によって変わりますので、幾つかバリエーションを用意しました。

まず、日中です。

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南側

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北側

比較するとかなり印象が変わります。

無塗装が「もやしっ子」に見えます。

塗装はAV男優・・・もといライフセーバーあたりでしょうか。

でも、実際には無塗装もそこまで優しい印象ではありませんでした。

腐ってもウォールナットなので重厚感はありました。

でも、入居当初は枯れた感じでとても幽玄だったのに、日焼けして黄色づいてきて少し明るくなりまして、イメージが多少ですが変わってしまったのです。

ウォールナットは、突き板だと明るく変化して、無垢材だと暗く変化するということを耳にしたのですが、ウチは全てが黄色く、つまり明るく変化しています。

昔、無垢のフローリングサンプルをベランダに数ヶ月間、出しっぱなしにしたことがありますが、木目の濃い線がどんどん消えていき最後は全体が淡いベージュになって、どこのどちら様?という感じになったことを思い出しました。

やっぱり基本は明るく、行き着くところまで行くと色が抜けるんだと思います。

実際に、今回の作業の中で塗装前のサンダーをしているときに、掛け終わった箇所とこれからの箇所を比べると、掛け終わった箇所の表情が少し暗く沈んで幽玄な雰囲気が復活しました。

日焼けした面がなくなって、納品当初の男前な感じです。

無塗装&日焼け前の感じは、コンクリ打ちっ放しとも合うので結構好きなんですよね。

それから朝方はまだ室内に光が回ってこないので無塗装でも重厚感がでますが、日が高くなると重厚感は消えてしまい浮いてしまいます。

塗装したら朝方は流石に暗い(室内は明るいですよ、あくまで天井面の木目の見え方です)印象ですが、日中はイイ感じで重厚な木目が見えています。

ベストな時間帯は塗装の方が明らかに長いですね。

次は夜間です。

ウチは調光としてルートロンを入れてまして、計4つのシーンを入力してあります。

イブニング、ダイニング、リラックス、映画鑑賞というような設定です。

右に行くほど暗くなります。

イブニングの設定での天井は以下の通りです。

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南側

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北側

イブニングのシーンは天井を照らしあげて空間全体の地明かりとしていまして、かなり強く照射しているために無塗装では飛んでしまって重厚感はありません。

塗装してみると、オイルのテカリのせいか白飛びしてしまう箇所はありますが、全体としてはドッシリ感が残っていて悪くありません。

次は最もくらい映画鑑賞のシーン設定です。

天井はかなり暗く落としています。

フワっと暗がりに木目が浮き上がるような幻想的な演出を意図しています。

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南側

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北側

すいません、南と北で照明の明るさが極端に違ってますね。

やはり塗装した方が木目の明暗差が強くなっていますので、淡く照らしても木目が消えずに浮き上がります。

演出としては塗装の方が良い気がしています。

まとめますと、日中は塗装の方が良いが時間帯によっては無塗装も悪くない、夜間は圧倒的に塗装が勝る、という感じです。

平日は仕事がありますので天井を見上げるのは圧倒的に夜間ですから、ある意味、夜間の見栄えアップという観点で塗装して良かったと思います。

部屋が暗くならないか?と思われた方、心配無用です。

天井が暗くなることで室内での光の反射が減って間接光が減りますが、大きい開口からの十分な直射光がありますから暗くなった感じはほとんどありません。
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