CHILEWICHのフロアマットの導入について ②
前回の記事で気になっていた黄色の色調ですが、サンプルよりも大きくなっても印象は変わりませんでした。
もともとのイメージは、パンチ強いんじゃんねえの系のケミカルで軽薄な黄色かド黄色です。
それと黒の組み合わせが、とてもハッキリとしたコントラストとなり、互いの色を引き立てます。
でも、フロアマット自体の色はとても上品で、ちゃぼんさんが評した「貴婦人」という例えにピッタリです。
そしてウチの床タイルは玄昌石調の墨色タイルで黒ではない。
柔らかいニュアンスの者同士の組み合わせですから、パリっとしたコントラストにはなりません。
実際に床にマットを置いてみて、これはこれでアリだな~(妻はベストと言っていますが)とは思うんですが、イメージにはドンピシャリではありません。
失敗か?いやいやでも・・・・なんて1Wほどクヨクヨしてから吹っ切れました。
とりあえずこれでイイと。
イエロー導入計画としては、個々の黄色製品がどうこうではなくて、黄色製品が1つのグループとして空間にあって、床や壁のモノトーン調や天井や置き家具のウォールナット木調とハーモニーを奏でてくれれば良いのです。
また色の他にも評価すべき所があります。
CHILEWICHのBASKETWEAVEシリーズのフロアマットは所謂「編んだゴザ」でして、とても素っ気ない。
打ちっ放し&割肌の床タイルの硬くて無機質な感触のところに、ゴザの素っ気なさはバッチリ合います。
しかもゴザとはいえ上質感はとてもあるので、名作家具達と組み合わせても釣り合う。
そんなところも評価して、これで良いのだッ!と結論付けました。
少し引き気味の画像です。
少しより気味の画像です。
家具とのつながりはこんな感じ。
立ち止まることは許されません!
失敗しようが何しようが、どんどん黄色導入計画を進めないといけません。
気をつけなくてはいけないと感じているのが、ウォールナットとの兼ね合いです。
モノトーン空間にニュアンスを入れるために、質感としてウォールナット、色として黄色なのですが、役割が同じなのでどちらか一方に委ねないと、散漫な印象になってしまう気がしています。
ウォールナットと黄色の割合がトントンだとダメということです。
ウォールナットの方が導入が進んでいまして、過去の記事に詳しく書きましたが、ダイニングには大きなボリュームのウォールナットの造作家具があります。
一方で、リビングにはTVボードやスリーレッグス、ウォールナットスツールなど数はあれど、全部足してもダイニングほどボリュームはない。
ということで、ダイニングは「ウォールナット>黄色」、リビングは「黄色>ウォールナット」としてハッキリ甲乙をつけようと。
とりあえずリビングがウォールナットを上回る黄色というこで、リビング側のソファとTVが向かい合ったところの床に、今回のCHILEWICHのフロアマットの導入完了。
こんな具合で黄色が勝っています。
あとはリビング側にはもう少し小物で黄色を足すつもりです。
既に紹介しているこいつらもリビング側のイエローグループの一員です。
ダイニング側もMISS SISSIだけですから、小さいモノをもう少し手当をしようと考えています。
また導入したら逐次、記事にしたいと思います。