床タイルについて
先日、コーポラに入居して丁度、一年が経過しました。
設計やら製品探しやら、設計の変更やら住宅ローンやら、突っ走った入居前ですが、入居後も振り返ると何だか走り続けている気がしています。
でもインテリアの仕上がりまであと僅か。
そこで一息つきたいです。
一年を経過して、最近、妻と話題にしているのが、リビング・ダイニングの床に貼ったタイルです。
タイルにしたことを後悔とかそういう話ではありません。
私はタイルを選択してタイルがますます好きになったクチです。
基本ですね、ラグとか敷かずにどこまでもタイルが地続きになっていた方が、シンプルで格好良いです。
部屋も広く見えます。
ただ、タイルは冷たい。
一年を過ごしてみて、冷たくて裸足が気持ち良いのは6月~10月中旬、10月後半~5月後半まではスリッパ必須でした。
あと、タイルは硬いので膝に多少の負担があります。
私は全然気になりませんが、人によっては気にされるかもしれません。
スリッパ生活から裸足のタイル生活へ移行した際に、最初だけですが少し膝に負担が来るなと感じました。
ただ、これは1Wもすれば慣れて気にならなくなりますし、また一年を通してスリッパ生活をすれば解決ですが。
この冷たいことと硬いことについて、大人だけであればスリッパを履くことで解決できるのですが、スリッパを履くことができない小さな子供がいると少しやっかいです。
ウチは2歳の子供がいます。
基本的に年中裸足です。
私は硬いことは全く気にならず、冷たいことで体調を崩す方が気になるのですが、妻は、冷たいことと同じくらい硬いことも気になると。
とりあえず、まずはクッションマットを広い範囲に引いてみようということで、1年目の冬をやってみました。
ウレタンのクッションマットですから、断熱とクッション性能は抜群です。
何ら問題なし。
ただ、クッションマットは安っぽいですから、折角のリビング・ダイニングは台無し。
格好いいタイルも半分以上が視界から失せました。
でも、まあ何となくそれに馴れてしまったんですよね。
で、先日、暑くなってきたので、クッションの面積を狭くしようと、一列一列とっていきまして、タイルが顔を出して来る度に、グッと空間が男前になっていくのを思い知りました。
入居当時に男前なのは見ていたのですが、すぐクッションをやってしまったのでスッカリ忘れていました。
これは減らしたところです。
実際はもっと広い面積に敷いていました。
ところどころ明るいグレーを入れています。
もともとこういう装飾的な切り返しは嫌いなんですが、安っぽいクッションが同色でずっとつながっていると本当に安っぽく見えるのです。
ところどころで切り返しを入れると、恐らくは目の錯覚なのだと思うのですが、質感の悪さがあまり目に入らなくなります。
切り返しも同じ安っぽいクッションなんですけど、あるのとないのではハッキリと違います。
これは良い発見です。
まあ、そんな工夫をしてもクッションがない方が男前なので、また冬に備えてクッションを戻したくない・・・。
それから、リビング・ダイニングの広さのおよそ半分に床暖房を入れているのですが、こないだの冬はクッションを引いたために使うことができず。
床暖とタイルの蓄熱性能を使って、賢く部屋を暖めたかったのですが。
一応、クッションを引いた後に床暖を試し付けしたことがあるのですが、一向にクッション上部が暖かくなりませんでした。
数時間経ってようやく仄かにクッション上部が暖まったと思って、何となくクッションをひっくり返して裏のタイルとの接合部を触ってビックリ。
床暖が壊れるんじゃないかというぐらい熱くなっていました。
それ以降、床暖をつけることはなく、入居1年目はずっと眠っていてもらいました。
こんな感じで一年を過ごしてみて、妻と今後の方針を話し合いました。
クッションを剥がしてタイルのカッコ良さを思い知った私は、できるだけクッションはしないようにと主張。
妻は子供のケアを主張。
確かにウチの子供は、幼少期によく鼻炎になった私の血をそのまま受け継いでいて風邪を引くことが少し多い。
とりあえずということで、冷たくて裸足が気持ち良い6月~10月中旬あたりはクッションを取り去って、全面タイルか一部に薄いラグやゴザを入れる。
要はカッコ良さを追求してインテリアを楽しむ期間。
足が冷たくなる10月後半~5月後半は、徐々にクッションの面積を増やしていき、真冬は昨年度と同様に半分以上をクッションに。
床暖はもう1年眠って貰うということに。
これで体調的な部分は問題なくカバーできます。
妻の気にする子供の足への負担ですが、1年間ずっとクッションというのは過保護&折角のタイルが台無しと私が反論して、とりあえずクッションを敷かない期間を1年の1/3チョットに留めることで子供への影響(そんなのあるのか?)を最小限にしつつ本来の空間も楽しむということで、妻の了解が取れました。
床暖は、あと数年して子供の体がもう少し大きくなって、タイルの硬さに対して備えができてからにしようということになりました。
丁度、一年を経過して、リビング・ダイニングのタイルについて家族で話をする機会がありましたので、まとめをかねて記事にしてみました。