空間と家具の割合について

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前回の記事で「住宅インテリア究極ガイド2011→2012」を紹介しました。

既にコーポラに入居している私にとっては、ほとんどの内容が済んでしまったこと、変更したくてもどうしようにもないこと、なんですが、本の後半に感動に身震いしてしまう内容が載っていました。

インテリアのいろはが色々と書かれているのですが、空間における家具のボリュームの適正な取り方が言及されているのです。

これっ今、正に私が苦闘していることでして、ドンピシャリの内容なのです。

コーポラに入居して、もともと使っていたデザインの優れた家具達を設置したところ、それまでの賃貸マンションとは見栄えが全然違うことに驚いたことは、過去記事で書いてきております。

デザインを格好良く見せるには、周囲に余白を作らなければならないということに、驚きをもって気がついたのです。

そう、余白・・・・つまり好きなモノを好きなだけ空間に詰め込んではいけないということです。

好き、とか置きたい、という気持ちにしっかりと自制を利かして、個々の家具のデザインがどうこうという視点からも少し離れまして、全体における収まり具合とか飽和感がないかとか、空間的な考えをする必要があると最近、強く思うようになりました。

よくテイストや色味を揃えたりして統一感を出すと格好いいということが言われますが、統一感そのものが格好いいのではないのです。

統一して家具をグルーピングして大きくしたり小さく抑えたり、つまり家具のボリュームを足したり引いたりして空間における佇まいを調整する、それが全体の美しい見栄えにつながるからこそ、統一感ということが語られるのだと思います。

私の場合、どちらかというとガラ~ンとした感じより、集積率の高いですね、そこかしこにコージーコーナーがあるようなギュッと詰まった空間が好きなのです。

そうすると、空間が飽和しないように細心の注意が必要なわけです。

空間のバランスの是非が目下の最大関心事でありまして、ちょっとアレルギー気味になっています。

そして、こういう感覚が芽生えたのは、最近、家具を揃え初めてからなのです。

当然、素人の試行錯誤。

高い買い物をして設置しては「これは入れ過ぎた・・・」と後悔をしては、目が慣れてきた後に「いやいや、これは有りだな」と思い直してみたり、薄氷を踏む思いでやっています。

それこそ便利な指標があれば、こんな思いしなくて済むのに・・・と思っていたら、上掲の究極ガイドに究極のアドバイスがあったのです。

やはり余白は必要!とのことで、床はちゃんと見せろとか、壁はちゃんと隠さず残せとか、書いてありました。

ラグの使い方も空間の佇まいを調整するために使うと便利とのことで、足したい色や質感をラグで補う、そういう使い方もあるのだと。

なるほどなるほど。

そして、次が私にとって究極のアドバイスだったのですが、日本の住宅は見えている床の面積と家具を置く面積の割合が「5:5」となることが多いが、それを「6:4」にすると、空間と置き家具のバランスが取れた素敵な佇まいになるとのこと。

これ!これ!「6:4」です!

数値を言ってくれるところがとても実践的です。

で、早速、計算してみました。

そしたらウチは「64:36」で余裕を持って推奨比率をクリア。

余白を考えて家具を入れているつもりではあるのですが、あくまで主観でやてますので自信がなかったのですが、客観的に数値を出して空間を見渡すと、いやいやまずまずのバランスという気がしてきました。

以下、床面積に対する家具の占める割合です。


造作ダイングテーブル&チェスト  11.2%

ポルトローナ・フラウ ソファ KENNEDEE  8.5%

ヴィトラ コーンチェア 4脚  6.5%

造作TVボード  3.4%

カールハンセン&サン スリーレッグスシェルチェア 3.3%

モンステラ&ドマーニ鉢  1.2%

ハーマンミラー ウォールナットスツール 2脚  1.0%

ヤマギワ WAN 2台  0.9%

FLOS ARCO土台  0.2%

                     合計  36.2%


まあ、床面積ではなく容積で出した方が、空間と家具の適正なバランスはより計れると思うのですが、参照する数値がありませんので2次元での比較で良しとします。

ちなみにこの割合ですが、必ずしも一概には言えないところがあります。

そもそも「6:4」を超えたとしても、全て同色・同素材で統一すれば(そんな空間おもしろいと思いませんが)ボリュームは抑えられますし。

あくまで目安ということで。

また、「6:4」の割合は壁にも言えるとのことで、現在考えている壁に横一直線に額を並べるウォールデコレーションをシュミレーションしてみました。

その壁の前には観葉植物やスリーレッグスシェルチェアを置きますので、その分も割合に加えます。

計算すると「74:26」で余裕でクリア。

十分な余白を持って配置するつもりだったので、問題ないようです。

それから、ミニマムな空間にミニマムな家具を置いてミニマムミニマムするなら、「6:4」以上に余白を大きく作らないと様にならないということが写真付きで説明されていました。

写真をお見せできないのが残念ですが、余白たっぷり納得のカッコ良さ。

まあ、所謂モダンなショールームを思い浮かべてください。

カッシーナとかB&Bとか。

ああいう感じです。

やはり余白がキモです。

また、家具と余白の割合とは別に、我がコーポラのリビング・ダイニングに参考になる記述がもう一つありました。

さり気なく書かれていた一文なのですが、壁や天井に木調を入れている場合、差し色は1つに絞った方がまとまるということです。

ウチは、玄昌石の墨色、打ちっ放しのグレー、AEPの白などモノトーンを基調にして、天井にウォールナットの木調を入れて素材感を足しています。

当初から色を入れようと考えているのですが、似合う色が全く思いつきませんでした。

散々考える中で、リビングで使っているノートパソコンのマウスパットに使っていたケミカルなイエローが目に入り、これは格好いいと感じたのです。

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右はウチの墨色床タイルです。

それを色々と入れようと画策しているのですが、やればやるほどイエロー以外の色は入れない方が良い、この空間に色は1つしか入らないと思うようになりました。

その謎が木調の存在にあることをタイムリーに教えてもらうことになり、また目から鱗でした。








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早速、卓上照明をイエローで購入しました。

ルートロン調光用コンセントに接続して、調光使用しています。

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インテリアを完成させる期日である、入居1年後のオープンハウスまであと僅か。

予定は全く未定ですが。(本当にやるのか????)

空間の佇まいを格好良くまとめるための裏付けを得ましたので、準備に弾みを付けたいと思います。
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