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音を良くするためのコンセント/ケーブルについて

音楽を聞いたりDJをやる際に「コードや電源を良くすると音が変わる」という話をよく耳にしていまして、実際にコード類を高級なモノにしてみたりちょっとかじっていました。

新居を作るにあたってもうちょっとチャレンジしてみようと思いまして、DJブース兼書斎に設置するコンセントとコード類をこだわってみました。

こだわればキリがない世界なので、素人がある程度がんばるとしたら、という程度です。

ほとんど素人の私が、家造りをする中で調べた内容ですので、浅い知識による偏った情報かもしれません。

一応、素人が満足できるような音質の向上はありまして、音楽を聴く楽しさが倍増しましたので、参考にしていただいても良い変化は期待していただけると思います。

どのような音を良しとするか・・・・その方向性は、ピュアオーディオ系やサラウンド・AV系などではなく、DJやちょっとした楽曲制作やリミックスをやる都合上、スタジオ系になります。

ピュアオーディオ系は音の味付けを楽しむ傾向がありますが、スタジオ系は真逆でして、フラットとか素直とか解像感とかいう表現を良しとする傾向です。

スタジオ作業は音を積み上げていく作業とも言えるので、素の音がどんな音か見極められないと楽器を積み上げた結果、全体がコントロールできなくなりますので。

とは言っても、スタジオ系にしろピュアオーディオ系にしろ何にしろ音を良くする作業は共通しているようでして、単に「医療用/オーディオ用のコンセントやケーブルにする。」というひねりのないことなのです。

電源に含まれるノイズが少なくなるためか、精密な医療機器を動かすための仕様が音に良い影響を与えるのか、コンセントの抜けにくい構造が情報の伝達を向上させたり振動を遮断して音質をあげるのか・・・・すいません、カラクリは全く分かりません。

スタジオ/曲制作系の雑誌やオーディオマニケ系の雑誌を色々と斜め読みしましたが、どれも同じようなことが書いてありました。

じゃあ、どんな製品を選べば良いのか・・・・そこは詳しい人に聞いてしまえ!と新宿ヨドバシのピュアオーディオが並ぶフロアに行きました。

店員に聞いたところ、そういうのに詳しい人が出向してきているとのことで、確かマランツの応援の方だったと思うのですが、色々と教えてもらいました。

200Vの電源を用意してダウントランスすると電源ノイズが少なくなるとか、オーディオ用に独立したアースを設置すると良いのかとか、私が仕入れた知識を並べてみて、マニアみたいにこだわるつもりはないが良い音になったと実感できるくらいはやりたい、と伝えて、何をすれば良いのかアドバイスを求めました。

まず、ダウントランスまでやらないでも音の変化は実感できること、アースの設置はちょっとやりすぎと思われること、など指摘を受けました。

後日、設計士に我がコーポラだけアースを一本増やせるか聞きましたが、スケルトンなので無理と言われました。

マランツの方は、200vとかアースをやらなくても、以下のような手立てで良い音を楽しめるようになると。

●分電盤においてオーディオ用コンセントの電源を独立させること(同じ系統に家電をつなぐ別のコンセントが入り込むと、家電のノイズが入り込んで音が悪化する)
●屋内配線をオーディオ用の線にすること
●壁コンセントを医療用/オーディオ用にすること
●オーディオ用のアースを独立して地中に刺せないのであれば、家電と共用するアースはノイズが乗っかるだけなので、いっそアースはつながない方が良いこと

オススメの製品を尋ねると、壁コンはパナ電工のWN1318でも十分に威力を発揮するが、今人気なのはオヤイデ製品とのことでした。

オヤイデ・・・・実はDJの間でもオヤイデは良いと話題になっていました。

昨今のDJプレイは、重いレコードを何百枚とクラブに持ち込んでプレイするのではなく、音源データをPC上の専用ソフトを使ってのプレイするやり方へシフトしており、レコードをファイル化する際に如何に高音質で取り込むかということに関心が集まっています。

そこでオヤイデのケーブルやコンセントを使うと高音質で取り込めると、話題になっているのです。

こちらのインタビュー記事に、なぜ音が変わるのか詳しく書いてあります。

そんなことで、私もよく分からない世界ということもあって、そんなに評判が良いなら全てオヤイデにしてしまえ!ということにしました。

屋内配線:EE/FS-2.0
コンセントプレート:WPC-Z1/Z2
コンセント:SWO-DX ULTIMO

コーポラに入居して、ドキドキしながらDJ機材をセットして鳴らしてみると、確かに違うのです!

家造りで一番楽しみだった設備の1つです。

音像の1つ1つの輪郭がハッキリ描き分けられていて、粒立ちが凄くしっかりしていて、目が覚めるような鮮やかさです。

クラブ系の音楽を聴くことが多いのですが、クラブ系は「低音が命」なわけです。

今までの賃貸マンションのコンセントで聴いていると、低音はダンゴ状態になって聞き分けはできないけど、とりあえず低音あたりを出してま~すというような感じだったのです。

それが、ますます低音が利いているくらいなのですが、完璧に細かい部分までダンゴにならずに描き分けができているのです。

描き分けができているからこそ、低音が増しているように感じるのかも知れません。

低音が素晴らしいと得もいえぬグルーブ感を醸します。

今まで聞いていたレコードが実はこんなに素晴らしいかったのか、と目から鱗です。

5,000枚の在庫をひっくり返して、聴き慣れたレコードを聴き返しては新しい音に驚く・・・・楽しいです。

これで、コンセントやケーブルの効果を実感しましたので、全てのケーブルを揃えることに。

音楽用のPCやDJミキサーなどの電源ケーブルを全てBLACK MAMBA-αにしました。

PCの電源ケーブルも影響ありで、スタジオソフト(PRO TOOLS LE)を使ってハードディスクレコーディングをしても音が良いです。

音を良くするためのコンセント/ケーブルについて_d0162989_23383450.jpg


電源タップはOCB-1 EXS

その他のケーブルはPA-02 DJd+ USBなど全てオヤイデに。

音楽を聴いてここまで楽しくなるのか、と目から鱗の毎日でして、DJやるより当ブログの記事を書きながらじっくり聴き込むことが多くなりました。

至福のプライベートタイムです。

ちなみに医療用のコンセントは全ての家電に有効と聞きました。

我がコーポラのリビング・ダイニングの壁コンは、全てWN1318にしました。

テレビなどを接続していますが、映像系は音と違って効果が分かりにくいのですが、きっと良い影響をもたらしていると信じています。

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音楽関係ですと、クラブミュージック向けのコーポラに合う(?)ピュアオーディオ系スピーカー探しをしています。

ピュアオーディオってクラッシックやらピアノやらは綺麗に聞こえるのですが、クラブミュージックを美しく鳴らすスピーカーってあまりないのです。

そのようなスピーカーが見つかって購入しましたら記事にしようと思います。
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